糖化とは？〜顔だけ黄色いワケ〜

糖化をすると肌が黄色くくすみます。今回はその糖化の原因から解決策を簡潔に説明します。

最近は「肌断食」やら「酸化」やら、健康から整える美意識が流行っていますね。

まず、糖化とは、血糖値が上がることで体内で糖分とタンパク質や脂質が結びついて起こります。

AGESなども関係があるそうです。

原因と解決策

原因　近赤外線(日焼け)による真皮のダメージ

脚はお腹は白いのに、顔や腕などだけが黄色くなっている場合、日焼けが原因だと考えられます。

➡️赤外線をカットするにはセリウムが必要です。しかし、今のところ、近赤外線をカットできる日焼け止めは無いので、物理的に日光をカットしたりや日焼け止め薬を飲むのが良いです。

（※参考資料には、近赤外線カットの日焼け止めは無いと書かれていましたが、調べたところ一応はありました。しかしどのくらいの量が入っているのかなどわからないことがあるので、あまり信憑性はなさそうです。）

ちなみに、ブルーライトも肌に悪いらしいので、ブルーライトカットや近赤外線カット入りの日焼け止めのほうが良さそうです。

原因　糖質の摂りすぎ、血糖値の上昇

糖分は人間に必要な三代栄養素ですので糖分を抜くことは逆に不健康です。
健康を考えるなら血糖値を上げないようにすることが大事です。
血糖値の高さを表したGIという指標があります。このGIの低い食べ物を積極的に取るのがいいです。
例えば、白くない糖質（胚芽米、玄米、キビ砂糖など）

もともとAGEsが多く含まれる食材も避けましょう

食事の順番を食物繊維豊富なきのこや野菜→メインディッシュ→お米　にすること
和食の懐石料理もこのような順番ですが理にかなっています。

食事と一緒に緑茶を飲むこと
緑茶のカテキンはAGESを下げます。

ビタミンCのサプリメントを摂取

抗糖化食品はブロッコリースプラウト、トマト、ほうれん草、インゲン

食後1時間の運動
有酸素運動がおすすめです。30分から1時間のウォーキングでも大丈夫です。
※運動直後に糖分の多い飲み物を飲むと意味がなくなります

筋肉をつけて代謝の高い体を保つ
筋肉量が多いと血糖値が上がりにくくなります
さらに全身をまんべんなく鍛えれば姿勢がよくなり、めぐりがよくなります。筆者は肩こりがひどいので肩回りの筋肉とヒップアップの筋トレをしようと思います。

食事、30分前にナッツを2、3粒食べる
ナッツを食べることで血糖値が上がりにくくなるそうです。もちろん、低GI食品です。

タバコをやめる
副流煙も危険です。

原因　睡眠不足

肌の中のビリルビンが増えることが原因だそう

1日寝ないだけで5日間も増加し続けるらしい

４，5時間の睡眠は睡眠不足。ビリルビンが増加してしまいます。

原因　顔をちゃんと洗っていないor皮脂分泌の過剰

夕方になると顔がくすんだりします。

皮脂を洗わずにそのままにしておくと、これが酸化して過酸化脂質に変化します。

この過酸化脂質を肌の上に放置しておくと炎症をおこす。その炎症がメラノサイトを活性化してシミの原因になる。紫外線と同じようにシミを作りやすくする。さらにこの過酸化脂質はメラニン生成を抑制する酵素自体をおさえてしまうのです。

だから、ちゃんと最低1日の終わりには洗顔料を使って洗顔しましょう。

原因　カルボニル化

実は今まで述べてきた糖化よりもカルボニル化のほうが肌の黄ぐすみに影響します。糖化は肌弾力の低下、カルボニル化は黄ぐすみにつながります。くわしくは下の動画を